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設備情報が散らばっている課題を解決する

設備台帳はExcel、点検記録は紙、取扱説明書は共有サーバー。同じ設備の情報なのに、集めるだけで手間がかかる。困っているのは情報が無いことではなく、情報どうしがつながっていないことです。設備情報が散らばる4つの理由をほどき、設備を起点にひとつへまとめる方法を、実際の画面とあわせて解説します。

最終更新:2026年8月16日読了目安:約5分
この記事の要約

設備情報が散らばるのは、管理していないからではなく管理する場所が分かれているから。設備を起点に、基本情報・故障履歴・点検記録・関連ドキュメントをひとつに紐づけることが、必要な情報へたどり着くための土台になります。

課題

台帳・記録・資料がそれぞれ別の場所にあり、同じ設備の情報を集めるだけで手間がかかる。どこに何があるかを知っている人がいないと動けない。

解決策

工場・ラインの階層から設備を選ぶと、型式・メーカー・設置年月といった基本情報と、故障履歴・点検記録・関連ドキュメントを同じ場所で確認できる。

期待効果

設備を起点に必要な情報へたどり着ける。引き継ぎの前提がそろい、記録が次に活かせる形で貯まりはじめる。

台帳はある。つながっていないだけ

多くの現場に、設備台帳はすでに存在します。問題は、台帳と、その設備にまつわる他の情報が別々に管理されていることです。

設備の一覧はExcelにある。点検記録は紙のバインダー。取扱説明書は共有サーバー。部品の情報は購買の管理表。それぞれは正しく管理されていても、同じ設備の話であることが記録されていないため、一つの設備について知りたいときは、置き場所を順に当たることになります。

この状態は、日々の運用では大きな問題に見えません。慣れた担当者がどこに何があるかを覚えているからです。困りごとが表に出るのは、担当が変わったとき、拠点をまたいで確認が必要になったとき、そして設備が止まったときです。

机の上に積まれたバインダーと図面、その横に置かれたノートPC
情報は揃っている。設備を起点につながっていないだけ。

設備情報が散らばる、4つの理由

現場でよく挙がる要因を整理すると、次の4つに分かれます。いずれも「設備を起点に情報をたどれない」という一点でつながっています。

1. 台帳・記録・資料が別々の場所にある

台帳は管理部門、点検記録は現場、資料は共有サーバー、というように、作る人と保管場所が情報ごとに分かれています。もともと別の目的で作られてきたため、置き場所が違うこと自体は自然な結果です。

ただ、必要になるのはたいてい「この設備について、まとめて知りたい」という場面です。目的が変われば、必要な形も変わります。

2. 同じ設備が、別の名前で登録されている

正式な設備名、現場での通称、管理番号。同じ設備を指していても、資料ごとに呼び方が違うと、機械的に突き合わせることができません。名寄せの作業そのものが、情報を集めるコストになります。

拠点や部門が増えるほど、この揺れは大きくなります。

3. 更新する人と、使う人が違う

台帳を更新するのは管理部門、使うのは現場、という分担になっていると、更新の遅れが現場では見えません。設備を入れ替えたのに台帳が古いまま、という状態が起きます。

使う側が更新できない仕組みだと、現場は台帳を見なくなり、独自のメモが増えていきます。

4. 設備と部品・資料のつながりが記録されていない

「この設備に、どの部品が使われているか」「この設備の取扱説明書はどれか」というつながりは、多くの場合、担当者の頭の中にあります。記録されていないため、担当が変わると同じ調査をやり直すことになります。

部品の廃番が出たときに影響範囲がすぐ分からないのも、このつながりが記録されていないためです。

この課題が放置されると

設備が止まったとき、情報を集める段階で時間を使います。担当者が変わるたびに同じ調査が繰り返され、引き継ぎのたびに知識が目減りします。記録は増えているのに、次に活かせる形にならず、点検記録も故障記録も「書いて終わり」になります。

Fixeyでは、どう解くのか

Fixeyの「設備台帳」は、設備を起点に、基本情報と関連する記録・資料をひとつに紐づけて管理します。

散らばっていた情報の置き場所を変えるのではなく、設備という入口から、必要な情報へたどり着ける状態をつくります。どこに何があるかを覚えていなくても、設備を選べば関連する情報が並びます。

工場・ラインの階層から、設備を選ぶ

工場・ラインの階層をたどって設備を選びます。管理番号や正式名称を覚えていなくても、現場の構造のとおりにたどれるため、どの設備の話かをその場で特定できます。

設備台帳の画面。左に工場・ラインの階層ツリーが表示され、選んだ設備がハイライトされている
工場・ラインの階層から、対象の設備を選ぶ。

型式・メーカー・設置年月を、同じ場所で確認する

選んだ設備の基本情報が一覧で表示されます。型式・メーカー・設置年月・設置場所といった、問い合わせや部品手配のたびに探していた情報が、同じ画面で確認できます。

選んだ設備の詳細画面。型式・メーカー・設置年月・設置場所が一覧表示されている
基本情報。問い合わせのたびに探していた項目がまとまる。

故障履歴・点検記録・関連ドキュメントを紐づける

その設備に紐づく故障履歴・点検記録・関連ドキュメントが、日付とともに並びます。「この設備で、これまで何があったか」「どの資料を見ればよいか」を、設備を起点にたどれます。

設備台帳は、情報を一元管理するための機能です。件数を数えたり傾向を見たりする場合は、故障データ分析をあわせてご利用ください。

設備に紐づく情報の一覧画面。故障履歴・点検記録・関連ドキュメントが日付とともに並んでいる
設備に紐づく記録と資料。設備を起点にたどれる。

資料の検索とあわせて使う

設備に紐づいた資料は、ドキュメント検索の対象にもできます。設備からたどる動線と、内容から探す動線の両方を用意しておくと、「どの設備の資料か」が分かっているときも、「どこに書かれているか」を知りたいときも、同じ場所から進められます。

設備台帳の詳細を見る

ドキュメント検索の詳細を見る

導入によって期待できる効果

設備を起点に、必要な情報へたどり着ける

置き場所を覚えていなくても、設備を選べば関連する情報が並びます。「どこに何があるかを知っている人」に確認していた場面が減ります。

引き継ぎの前提がそろう

担当者が変わっても、同じ入口から同じ情報にたどり着けます。頭の中にしかなかったつながりが記録として残るため、引き継ぎのたびに調査をやり直す必要がなくなります。

記録が、次に活かせる形で貯まる

設備に紐づいた形で記録が貯まると、後から切り口を変えて見られるようになります。傾向をつかむ段階に進むときの土台になります。

故障の傾向が分析できない課題を見る

項目 Fixey 導入前 Fixey 導入後
情報の探し方置き場所ごとに順に当たる設備を起点にまとめてたどる
設備と資料の関係担当者の頭の中にある記録として紐づいている
引き継ぎ同じ調査をやり直す同じ入口から確認できる

この課題を解決する機能

「設備情報が散らばっている」に対しては、次の2つの機能が中心になります。

Fixeyは必要な機能だけを選んで導入できます。すべてを入れる必要はありません。

主機能

設備台帳

設備を起点に、型式・メーカー・部品・ドキュメントが一つに紐づくことを示すイラスト

工場・ラインの階層から設備を選び、型式・メーカー・設置年月といった基本情報と、故障履歴・点検記録・関連ドキュメントを同じ場所で確認できます。設備を起点に、必要な情報へたどり着ける状態をつくります。

機能の詳細を見る
あわせて使う

ドキュメント検索

積み重なった取扱説明書の中から、該当する1ページだけが抜き出されているイラスト

取扱説明書・手順書・図面・社内文書を横断して検索し、該当ページまで提示します。ファイル名や保管場所を覚えていなくても、知りたい内容を言葉で入力すれば、関連する記述と参照元をあわせて確認できます。

機能の詳細を見る

あわせて解決できる課題

原因は同じ「情報どうしがつながっていない」ことにあります。

設備情報の散らばりは、資料の探しづらさや廃番の見落とし、傾向の見えなさとつながっています。近い課題もあわせてご覧ください。

よくある質問

この課題について、よくいただくご質問。

いま使っているExcelの台帳から移行できますか。
お使いの台帳の形式と項目を伺ったうえで、取り込み方法をご提案します。既存のデータを活かす前提でご相談いただけます。
設備ごとに管理する項目は変えられますか。
運用に合わせた項目の設定をご相談いただけます。企業ごとの要件を確認したうえでご提案します。
設備台帳で故障の傾向まで分かりますか。
設備台帳は、設備を起点に情報を一元管理するための機能です。件数を数えたり切り口を変えて傾向を見たりする場合は、故障データ分析をあわせてご利用ください。
図面や取扱説明書も紐づけられますか。
はい。設備に関連するドキュメントを紐づけて管理できます。紐づけた資料は、ドキュメント検索の対象にもできます。

散らばった設備情報を、
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実際にお使いの台帳や記録を取り込み、設備を起点にどこまでたどれるかをご確認いただけます。対象データや検証したい業務を伺ったうえで、トライアル環境をご用意します。

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