報告書のフォーマットが決まっていても、実際に書かれる内容は担当者によって差が出ます。記載の粒度、用語、埋まらない必須項目。後から検索・分析に使えない記録が積み上がっていきます。書式が揃わない理由をほどき、入力の仕方に頼らず項目を揃える方法を、実際の画面とあわせて解説します。
書式が揃わないのは、ルールが甘いからではなく忙しい現場で書式を意識し続けるのが難しいから。入力の仕方に頼らず項目が揃う仕組みにすることが、記録を「使えるデータ」に変える近道です。
同じ故障でも、記載の粒度・用語・埋まる項目が担当者ごとに変わる。そろっていない記録は、後から検索も集計もできない。
対話から入力された内容を、設備・現象・原因・処置などの項目に整理する。書式を意識せず、既存の帳票に合わせて記録できる。
記録の粒度が揃い、そのまま検索・分析に使える。既存の帳票や承認フローを変えずに、記録の質だけを底上げできる。
報告書のフォーマットが決まっていても、実際に書かれる内容は担当者によって差が出ます。
書式という「入れ物」は統一できても、そこに入る中身の粒度や用語までは、書く人に委ねられます。結果として、同じ設備の同じ故障でも、記録として残る情報の密度がばらつきます。
このばらつきは、記録を書いている時点では問題になりません。困るのは、あとからその記録を「使おう」としたときです。

現場でよく起きているのは、次の4つです。
「異音のため部品交換」で終わる人もいれば、発生状況から原因の切り分けまで書く人もいます。同じ欄でも、残る情報量が大きく変わります。
同じ部位・同じ現象でも、人によって呼び方が変わります。「軸受」と「ベアリング」のような表記の違いは、後から検索するときに別物として扱われます。
急いでいると、原因や再発防止の欄が空欄のまま提出されます。埋まっていない項目は、次に同じ故障が起きたときの手がかりを欠いたままになります。
表記や粒度がそろっていないため、集計しようとすると手作業での整理が必要になります。整理のコストが高いほど、記録は分析に使われないまま眠ります。
記録が蓄積されても、検索や分析に使えません。「同じ故障が過去にあったか」を調べようとしても、表記がそろっていないために見つけられず、せっかくの記録が活かされなくなります。書式を統一するルールを決めても、現場の忙しさの前では徹底が難しく、形骸化しやすい課題です。
Fixeyは、対話から入力された内容を、設備・現象・発生状況・部位・原因・処置といった項目に整理します。
担当者は現場の言葉で入力すればよく、書式を意識する必要がありません。また、企業ごとに異なる報告書の項目や入力方法、承認フローに合わせて画面と運用をカスタマイズできます。現在使っている帳票を作り替えることなく、記録の質を揃えられます。
書式を意識せず、対応内容を話す・書くだけで入力します。決まった順序や言い回しを覚える必要はありません。

入力された内容を、報告書の項目に沿って構造化します。担当者が変わっても、記録の粒度と用語が揃った状態で残ります。
自社のフォーマットや承認フローに沿って運用できます。現在お使いの帳票を作り替える必要はありません。揃った記録は、そのまま検索・分析の対象になります。

入力の仕方に頼らず項目が整理されるため、担当者の経験や書く力に左右されにくくなります。同じ故障は、同じ密度で記録に残ります。
企業ごとの項目・入力方法・承認フローに合わせてカスタマイズできます。慣れた帳票を作り替えることなく、記録の質だけを底上げできます。
表記と粒度が揃うため、手作業での整理なしに集計・分析に進めます。「同じ故障が過去にあったか」を、記録から引き当てられるようになります。
| 項目 | Fixey 導入前 | Fixey 導入後 |
|---|---|---|
| 記載項目 | 担当者によってばらつく | 項目が揃う |
| 用語 | 呼び方が統一されない | 整理された項目で記録 |
| 分析への利用 | 手作業での整理が必要 | そのまま集計・分析に利用 |
「書式や粒度がバラバラ」に対しては、次の2つの機能が中心になります。
Fixeyは必要な機能だけを選んで導入できます。すべてを入れる必要はありません。
原因は同じ「記録が使える形で揃わない」ことにあります。
書式のばらつきは、記録の負担やノウハウの蓄積とつながっています。近い課題もあわせてご覧ください。
この課題について、よくいただくご質問。
現在お使いの報告書フォーマットをもとに、項目の整理やカスタマイズの範囲をご確認いただけます。対象データや業務を伺ったうえで、トライアル環境をご用意します。