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部品の廃番に気づけない課題を解決する

部品の生産終了は、メーカーから個別に連絡が来るとは限りません。多くの場合、告知はメーカーのウェブサイトに載るだけ。自社の部品が該当するかは、こちらで照合しない限り分からないのが実情です。廃番に気づけない理由をほどき、止まる前に検知する方法を、実際の画面とあわせて解説します。

最終更新:2026年8月16日読了目安:約5分
この記事の要約

廃番に気づけないのは、注意が足りないからではなく告知を人手で追い、保有部品と突き合わせ続けるのが現実的でないから。公開情報の確認と照合を仕組みに任せることが、突発的な調達を避ける近道です。

課題

生産終了の告知はメーカーサイトに載るだけで、形式もばらばら。故障して発注したときに初めて「廃番」と知ることになり、そこから代替品探しが始まる。

解決策

対象メーカー106社の公開情報を確認して生産終了・後継品の情報を集め、登録した保有部品と自動で突き合わせる。該当分にはメーカー公式ページの根拠を添える。

期待効果

設備が止まる前に、確かな情報をもとに代替品の検討に入れる。対象メーカー106社の公開情報を継続的に確認します。

気づいたときには、もう手に入らない

部品の生産終了は、メーカーから個別に連絡が来るとは限りません。多くの場合、告知はメーカーのウェブサイトに掲載されるだけです。

自社が使っている部品が該当するかどうかは、こちら側で照合しない限り分かりません。メーカーごとに掲載場所も形式も異なるため、定期的に見に行くのは現実的ではありません。

結果として、多くの現場では「発注しようとして、初めて生産終了を知る」ことになります。設備が止まってから代替品を探し始めるため、停止時間はそのぶん長引きます。

部品棚の前で、在庫と型番リストを照らし合わせている保全担当者
自社の部品が廃番に該当するかは、照合しない限り分からない。気づくのは発注時になりがち。

廃番に気づけない4つの理由

現場でよく起きているのは、次の4つです。

1. 告知に気づく仕組みがない

メーカーごとに、生産終了情報の掲載場所も形式も異なります。すべてを定期的に見に行くのは現実的ではなく、告知は見落とされがちです。

2. 保有部品と突き合わせられていない

廃番の告知を目にしても、それが自社のどの設備に使われている部品なのかを、すぐには判断できません。照合には、保有部品の一覧と型番の整理が必要です。

3. 故障して初めて発覚する

発注しようとして「生産終了」と知らされ、そこから代替品を探すことになります。計画的に動く余地がないまま、緊急対応に追い込まれます。

4. 代替品の選定に時間がかかる

後継品があるのか、仕様が同じか。調べているあいだ、設備は止まったままです。割高な調達や暫定的な改造を強いられることもあります。

この課題が放置されると

設備の停止時間が、部品調達の期間だけ長引きます。緊急対応となるため、割高な調達や暫定的な改造を強いられることもあります。計画的に把握できていれば避けられた損失です。

止まる前に、廃番を検知する

Fixeyの「廃番リスク検出」は、メーカーが公開する生産終了・後継品の情報を継続的に確認し、登録された保有部品と突き合わせます。

該当した廃番にはメーカー公式ページの根拠を添えて提示するため、設備が止まる前に、確かな情報をもとに代替品の検討に入れます。

保有部品を登録する

現在お使いの部品・型番のリストを取り込みます。Excelで管理されている部品表も、そのまま取り込みの対象にできます。

保有部品の取り込み画面。型番とメーカーごとに取り込み状態が一覧表示されている
保有部品の取り込み画面。型番とメーカーごとに状態を確認できる。

公開情報を確認し、保有部品と突き合わせる

対象メーカーの公開情報を継続的に確認し、生産終了・後継品の情報を収集します。蓄積した情報を登録部品と照合し、該当する部品を抽出します。

検出結果の画面。保有部品ごとに廃番・生産終了予定・後継品ありの区分と、根拠となる公式ページへの導線が並んでいる
検出結果。該当部品ごとに区分と、根拠となる公式ページへの導線が並ぶ。

検出結果を確認し、対応を管理する

検出結果は画面で確認でき、対応状況(未着手・対応済み・見送り)を管理できます。一覧はCSVで出力できるほか、社内共有用のリンクを発行することもできます。

対応状況の管理画面。保有部品ごとに後継品と対応状況が表示され、CSV出力や共有リンクの発行ができる
対応状況の管理画面。後継品と対応状況を部品ごとに管理できる。

根拠は、メーカーの公式ページ

検出した廃番には、根拠となるメーカー公式ページのURLを添えています。該当した廃番は公式ページで裏付けを確認できるため、社内での確認や稟議にそのまま使えます。

現行品を「廃番」と誤って通知しない設計

型番は、旧品と後継品が似た文字列になりがちです。Fixeyは、メーカー自身が公開している後継品を自社の判定ルールに通し、後継品(=現行品)を廃番と判定していないかを自動で検査します。判定に迷う型番は通知せず、確認対象として扱います。

表記ゆれを、データを変えずに吸収する

「OMRON」と「オムロン」のようなメーカー名の表記の違いは、システム側の変換表で吸収します。お客様の部品表を修正いただく必要はありません。

廃番リスク検出の詳細を見る

導入によって期待できる効果

止まる前に、計画的に動ける

故障して発注時に気づくのではなく、事前に該当を把握できます。後継品の検討や在庫の確保を、設備が動いているうちに進められます。

調達の判断に、根拠が付く

該当した廃番にはメーカー公式ページの根拠が添えられるため、代替品の検討や社内稟議を、確かな情報をもとに進められます。

保有部品の管理と、つなげられる

設備台帳で設備ごとの部品情報を管理すれば、どの設備のどの部品が廃番に該当するかを、設備を起点に把握できます。

設備台帳の詳細を見る

予防・予兆保全支援の詳細を見る

項目Fixey 導入前Fixey 導入後
廃番への気づき方故障して発注時に判明止まる前に検出して把握
情報の裏づけメーカーサイトを個別に確認該当分に公式ページの根拠が付く
保有部品との照合手作業で突き合わせ登録部品と自動で突き合わせ

この課題を解決する機能

「部品の廃番に気づけない」に対しては、次の2つの機能が中心になります。

Fixeyは必要な機能だけを選んで導入できます。すべてを入れる必要はありません。

主機能

廃番リスク検出

設備が止まる前に、部品の廃番を早めに把握できることを示すイラスト

対象メーカー106社の公開情報を確認して生産終了・後継品の情報を集め、登録した保有部品と自動で突き合わせます。該当分にはメーカー公式ページの根拠を添え、止まる前に代替品を検討できます。

機能の詳細を見る
あわせて使う

設備台帳

設備ごとに型式・メーカー・関連する部品やドキュメントが紐づいていることを示すイラスト

設備ごとの部品情報を台帳で管理します。どの設備にどの部品が使われているかを整理しておくことで、廃番の該当を設備を起点に把握できます。

機能の詳細を見る

あわせて解決できる課題

廃番は、設備と部品の情報がつながっていないほど気づきにくくなります。

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よくある質問

この課題について、よくいただくご質問。

どのくらいの頻度で廃番情報を確認していますか。
対象メーカーの公開情報を継続的に確認し、更新を収集しています。お客様への検出結果のご報告は月次です。
保有部品のリストはどの形式で渡せばよいですか。
現在お使いの形式を確認したうえで取り込みを支援します。設備台帳や部品表がExcelで管理されている場合も、そのまま取り込みの対象にできます。
すべての部品の廃番を検知できますか。
いいえ。メーカーが型番ごとの生産終了情報を公開している場合に検出できます。規格とサイズで流通し型番単位の廃番告知を行わない製品や、生涯保守を方針とするメーカーは、原理的に検出の対象外です。対象範囲は導入前にご確認いただけます。
現行品を誤って「廃番」と通知されることはありませんか。
誤った通知を出さないことを優先した設計にしています。メーカーが公開する後継品を自社の判定ルールに通して現行品を廃番と判定していないかを検査するほか、型番だけでは判別できないものは通知せず、確認対象として扱います。
代替品まで分かりますか。
メーカーが後継品を公開している場合は、型番をあわせて確認できます。ただし取付寸法や仕様差といった置き換え可否の判断材料までは、現時点では限定的です。仕様の詳細は、提示された後継品をもとにご確認ください。
検出結果はどのように受け取れますか。
月次のメール通知に加えて、画面上で対応状況(未着手・対応済み・見送り)を管理できます。一覧はCSVで出力できるほか、社内共有用のリンクを発行することも可能です。

自社の保有部品で、
廃番リスクを確認してみませんか。

現在お使いの部品リストをもとに、廃番に該当するものがあるかを実際に検証できます。対象データを伺ったうえで、トライアル環境をご用意します。

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