設備が止まれば、まず復旧が最優先。動き出したところで一区切りに見えて、実際にはそのあとに報告書の作成が残っています。現場が奪われているのは、記録のために事務所へ戻って書き直す時間です。報告書作成に時間がかかる理由をほどき、話す・書くだけでドラフトができる方法を、実際の画面とあわせて解説します。
報告書に時間がかかるのは、担当者の書く力の問題ではなく対応後に、記憶と断片的なメモから組み立て直しているから。対話からドラフトを作れる状態にすることが、記録の負担を下げ、蓄積を続ける近道です。
対応中はメモしか取れず、事務所に戻ってから思い出して書く。書式に沿って整え、紙とシステムに二重入力する——記録が後ろ倒しになり、精度も落ちる。
現場での対応内容を話す・書くだけで、設備・現象・原因・処置を整理した報告書のドラフトを作成する。担当者は確認して直すだけ。
記録にかけていた時間を本来の保全業務に戻せる。項目が自動で揃い、次の対応で参照できるデータとして蓄積される。
設備が止まれば、まず復旧が最優先です。現場で手を動かし、部品を交換し、動き出したことを確認する。そこまでで一区切りに見えますが、実際にはそのあとに報告書の作成が残っています。
報告書は「提出して終わる書類」ではなく、次のトラブル対応で参照される記録です。それでも、対応の緊張が解けたあとの作業になるため、優先順位は下がりがちです。
次の対応が入れば後回しになり、数日後にまとめて書くことも珍しくありません。後回しにされた記録は、精度が落ちるか、そもそも書かれずに終わります。

現場でよく挙がる要因を整理すると、次の4つに分かれます。
手が汚れている、時間がない、暗い。対応の最中に詳細を書き残す余裕はなく、手元に残るのは断片的なメモだけです。
その断片から後で報告書を組み立てるため、思い出しながら書く時間が別に発生します。
記憶が新しいうちに書ければよいのですが、次の対応が入れば後回しになります。数日分をまとめて書くことになれば、細部はあいまいになります。
設備名、発生日時、現象、原因、処置、再発防止。決められた項目を埋めるために、メモを見返して情報を組み立て直す必要があります。
書き方が定まっていないと、何をどこまで書くかの判断にも時間がかかります。
現場では紙、事務所ではExcelやシステム。同じ内容を二度書いている現場は少なくありません。転記の途中で、抜けや誤りも生まれます。
書かれなかった対応、断片的にしか残らなかった原因や処置は、次に同じ故障が起きたときに誰の助けにもなりません。記録の負担が大きいほど、組織にノウハウが残らなくなります。報告書作成の負担は、単なる事務作業の問題ではなく、蓄積が途切れる原因になります。
Fixeyの「AI故障報告書作成」は、現場での対応内容を音声またはテキストで入力すると、報告に必要な項目を整理してドラフトを作成します。
担当者は内容を確認し、必要な箇所を直して保存するだけです。決まった書き方を覚える必要はなく、現場の言葉のまま入力できます。
「3号機のコンベアで異音、ベアリングを交換した」のように、現場の言葉のまま入力します。足りない情報があれば、AIが確認して補います。

入力された内容を、設備・現象・発生状況・部位・原因・処置といった報告書の項目に振り分けて構造化します。誰が書いても、記録の粒度がばらつきにくくなります。
内容を確認し、必要な箇所を直して確定します。完成した記録は、そのまま検索・分析に使えるデータとして蓄積され、次のトラブル対応時の参照対象になります。

報告のために事務所へ戻って書き直す作業が減り、対応直後に現場で記録を終えられます。記録が当日中に完了しやすくなり、後回しによる精度の低下も抑えられます。
項目が自動で揃うため、担当者の経験や書く力に左右されにくくなります。揃った記録は、後から検索・分析にそのまま使えます。
蓄積された記録は、次のトラブル対応時の検索対象になります。書くほど、引き当てられる事例が増えていきます。
| 項目 | Fixey 導入前 | Fixey 導入後 |
|---|---|---|
| 報告書の作成 | 事務所に戻ってメモから書き直す | 対話からドラフトを作成して確認 |
| 記録のタイミング | 事務所に戻ってから・後日 | 対応直後に現場で |
| 記録の項目 | 担当者によってばらつく | 項目が自動で揃う |
「報告書作成に時間を取られる」に対しては、次の2つの機能が中心になります。
Fixeyは必要な機能だけを選んで導入できます。すべてを入れる必要はありません。

現場での対応内容を話す・書くだけで、報告に必要な項目を整理したドラフトを作成します。事務所に戻って書き直す作業を減らし、記録にかけていた時間を保全業務に戻せます。
機能の詳細を見る →原因は同じ「記録が現場で完結しない」ことにあります。
報告書の負担は、記録の質のばらつきやノウハウの蓄積とつながっています。近い課題もあわせてご覧ください。
この課題について、よくいただくご質問。
現在お使いの報告書フォーマットや過去の故障履歴をもとに、Fixeyでどこまで自動化できるかをご確認いただけます。対象データや業務を伺ったうえで、トライアル環境をご用意します。